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【ダンスオーディション】想定外の男性受験者が自分一人だけで怯えた話 ~Eigo Stories vol.4~

3章. 全方位から感じる視線

会場に入場後、そこには80人くらいオーディション受験者がいました。

そして閉められる会場の入り口。

そこで再び気が付きました。

会場内に、やはり男性が自分一人しかいないのです。

「嘘やん」

思わず呟いていました。

今回は、三人一組の合同オーディション。

審査本番までは、待機室のワンフロアで順番を待つことに。

自身の待機場所は、まさかのフロア中央。

圧倒的に全方位から感じる視線、そして視線。

人生でここまで同世代の女性に囲まれ、身動きがとれない経験がありませんでした。

待機時間がとにかく落ち着かない・・・。

体育座りになり体を縮め、気配を消すために呼吸を浅くし、ダンスの振り付けに意識を集中しました。

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