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【ダンスオーディション】想定外の男性受験者が自分一人だけで怯えた話 ~Eigo Stories vol.4~

2章. 違和感の正体

オーディション当日、会場の建物に着くと、屋外に受験者が並ぶ長蛇の列を見つけました。

自身も同様に列に並びます。

しかし、すぐにある違和感に気がつきました。

それは、列の中には女性しか見当たらず、男性が自分一人だけなのです。

「もしかして女性のみのオーディション・・・?」

そう瞬時に考えが巡り、一気に不安になりました。

その場で急遽、オーディションのメールアドレスを確認し、事務局へ電話。

事務局の回答は、自分も含めて複数人の男性から今回のオーディションに応募があったこと、男女共に応募可能の旨を確認することができました。

一旦は安心したもののなぜか胸騒ぎは収まらず、そのまま列に並び直しました。

「他の男性は先に会場に入っていたり、後から遅れて来るのかな」

そんなことを考えながら、自分も会場に入りました。

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