
人生は冒険です。
そして、冒険の扉は突然に現れます。
今回は、初めて芸能事務所に所属したきっかけをお話します。
◇Eigo Stories vol.2


初めて芸能事務所に所属したきっかけ ~Eigo Stories vol.2~
1章. 人生初のスカウト
大阪在住の20代のある日、SNSのmixiを通してあるメッセージが届きました。
それは、大阪にオフィスを置く芸能事務所からのスカウトの内容でした。
地方出身の自分には、全く縁がないと考えていた芸能の世界。
当時の本職は会社員であり、スカウト自体も人生初。
また、今のTwitterやInstagramとは異なり、当時はまだ面識の無い相手との連絡は心理的なハードルが高い時代でした。
そしてスカウトはオーディションや都会での声掛けが当たり前と考えていた自身にとって、こんなことがあるのかと衝撃を受けたのを覚えています。
・・・にもかかわらず、不安と同時に感じる未知の世界への興味。
そこで問題だったのは、自身の周りに芸能活動をしている家族や友達がおらず、誰にも相談ができなかったことでした。
2章. 初めての事務所面談
事務所の方とメールで面談の日程を決めたものの、当日の朝まで行くか本当に迷っていました。
やってみた後悔か、それともやらなかった後悔か。
一人で悩み尽くした結果、最後は「人生経験だと思って行ってみよう」と決断しました。
ただ、あまりに不安すぎて財布を自宅に置いて向かったのを覚えています・・・それくらい、何かに怯えていました。
事務所に到着すると、出迎えてくれたのは穏やかな雰囲気の男性。
後に、その方が事務所の社長と知りました。
面談の結果、自身の仕事を考慮して頂けることになり、それならやっていけそうと所属を決めました。