
目次
人間の究極の幸せは四つ
人間の究極の幸せは、次の四つになるそうです。
- 人に愛されること
- 人に褒められること
- 人の役に立つこと
- 人から必要とされること
こちらは日本理化学工業株式会社の元社長:大山泰弘さんの導師(ご住職)の言葉になります。
特に、働くことによって愛以外の三つの幸せは得られると。
私は学生時代に初めてこれらの言葉に出会った時に感銘を受け、社会人になった今もメモに残していつでも見返せるようにしています。
自分の人生に置き換えてみると、どれか1つでも欠けていた時期は楽しい気持ちから遠ざかっていたと感じます。
四つの幸せを得るには
四つの幸せを得るにはどうすればいいでしょうか?
それは、最初に「自分から人に与える」を意識して行動することが大切だと考えています。
- 人から愛されるためには? 自分が先に人を愛すること。
- 人に褒められるには? 自分が先に人を褒めること。
- 人の役に立つには? 自分から人に助けを必要としていないか声を掛けること。
- 人から必要とされるには? 自分にしかできない得意ワザを持つこと。
働くこと ~変わる勇気を持つ~
働く際に意識したいのが、「変わる勇気を持つ」ことです。
人には誰しも、得意なこと、苦手なことがあります。
苦手な仕事をしていると、一生懸命に取り組んでも苦しく感じてしまいます。
例えば、人が苦手なタイプの人が接客業をすると、毎日がとても辛く感じるでしょう。
また、決断が苦手な人は、スピード感をもって判断をし続ける仕事はとても辛く感じるでしょう。
こんな時、「変わる勇気を持つ」ことが大切になってきます。
特に日本は、子供の頃から物事を継続することが正しい・当たり前と考えられる風潮があるように感じます。
その結果、大人になった際に継続中の物事を辞めることが苦手な人が多いと考えています。
しかし、自身の人生を良くできるのは、自分自身しかいません。
変わらない不満、変わる不安。
苦手なことを続けるのではなく、得意なことを活かせる仕事へ。
人生をより良くするために、時には変わる勇気を持ち、自ら行動することが大切です。
おわりに
人間、いつどうなるか分かりません。
どんなに健康に気を付けていても、明日の朝に今日と同じく目が覚める保証は無いのです。
人間の本来の姿は生き物。
地球上の全ての生き物には寿命があります。
だからこそ、いつこの世を旅立つことになっても、
「あなたがいてくれて本当にありがとう」と言われる人生にしたい。
人間の究極の幸せへ、少しずつ近づいていきたいです。


日本理化学工業
チョークをはじめとする文房具・事務用品の製造販売を行う企業。知的障害者の雇用に力を入れていることでも知られる。
60年(昭和35)から重度障害者の採用をスタート。平成15年9月には社長(当時:大山泰弘氏)が厚生労働大臣表彰、日本障害者雇用促進協会会長表彰を受ける。
また、幸せな気持ちが続くように、自身の自己肯定感を高めるコツもご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
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今日も1日、素敵な日にしましょう。
おわり

