Individual Philosophy

【人はどうして働くのか?】人の社会と分業

現代社会の仕事の問題点

そんな中、現代社会の仕事の問題点は何か?

それは、「分業している仕事の選択肢が多すぎる」こと。

いずれの仕事も、人の役に立てる。

その一方で、「個人がどの仕事に向いているのか」の判別は容易ではない。そもそも、仕事の正解も無い。

目の前に無限大の仕事が並んでいる中で、必ずいずれかを選び取る必要がある。

生きて地球上に存在するために。

これは、相当に困難な作業である。

時代が変われば、仕事も変わる。

仕事が変われば、求められる能力も変わる。

社会の変化のスピードも加速している。

社会は変わり続けている。

一昔であれば、家業がそのまま個人の仕事になっていただろう。

商人の子供は、商人になる。

武士の子供は、武士になる。

農家の子供は、農民になる。

しかし、時代が変わっても本質的な点は変わっていないことに気がつく。

人は"社会を形成"して"分業"している。仕事をして報酬を得て、他人の商品やサービスを購入して生活し、日々の命を繋ぎ、地球上に存在している。

今の時代は、大多数の人が何にでもなれる時代。

これは恐らく、人類の歴史上で初めてのこと。

個人が決心すれば、どんな仕事にも挑戦できる。

社会から求められる仕事であれば、生きている間に同じ仕事を続けることも可能。

一方で、社会から求められる仕事であれば、生きている間に何百種類もの仕事を経験することも可能。

全て、個人が判断できる。

人生の選択肢は、個人にある。

個人の人生には、無限の可能性がある。

仕事の選択肢が多すぎる今の時代。

今こそ、「自らの人生を生きる勇気」が求められるのではないだろうか。

おわり

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