Individual Philosophy

【人はどうして働くのか?】人の社会と分業

人の社会と仕事

現代人は、生まれた瞬間から人の社会で生きている。

街の病院、村、自宅 等。いずれも人の社会の中である。

現代では、社会から離れた自然界の中で生まれる人はほとんどいないと考えられる。

そして、人の社会の中の仕事は、能力が優先される。

・役者は、演技が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・農家は、農作物の生産が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・建築家は、建物の建築が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・ファッションデザイナーは、衣服のデザインが得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・経営者は、経営が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・漫画家は、絵描きが得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・保育士は、子どもの教育が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・技術者は、技術開発が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・航空機パイロットは、飛行機の運転が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

・政治家は、政治の知識が豊富で、政治判断が得意で、より上手い人が仕事を担当する。

例えば、上記の役者は、演技の仕事をしている。農家が生産した食物を食べ、漫画家の描いた漫画を読み、保育士に仕事の間は子供を預け、技術者の製品を利用し、航空機パイロットの運転する飛行機で移動し、政治家が担当した地域サービスを受けている。

根底に流れている概念。「人は"社会を形成"して"分業"している」。

現代の人の社会は資本主義で運用しているため、仕事の対価(報酬)に差はある。

しかし、いずれの仕事も人から必要とされている。

いずれの仕事も、人の役に立っている。

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